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2007.04.29

巴里の香り

Tropical

週末は、必ずと言っていいほど、ランチの予定が入る。
紹介したり、されたり。新しい誰かに出会えるまたとない機会ゆえ
友人や同僚経由で色々とお誘いをいただけるのが、本当にありがたい。

今日は、ディリのお洒落系プレイスのひとつであるTropical Cafeにて
某UN系機関に勤務する日本人の方との、初めましてランチ。

お仕事やキャリアについてのお話を伺ったり、
最近の開発援助やCSR動向について情報を交換したり。
Tropicalはきょうが初訪問ながら、友人からの評判を聞いていたとおり、
雰囲気もお料理もかなりレベルが高くて、すっかり気に入ってしまった。

Bresson中でも嬉しかったのが、
お手洗いに飾ってあった1枚のポスター。
こんなところでブレッソンに出会えるとは
まったく予想だにしてなかったので
なんとも嬉しいサプライズ。

幸せそうな恋人たちを眺めているうちに、
日本においてきた一眼レフが
なんだかとても恋しくなってしまった。
パリと比べると「街」は絵にならないとはいえ
子どもたちの表情や豊かな自然は、時に息を呑むほど、美しい。
気軽に持ち歩けるデジカメもよいけれど
やはり長年の相棒で切り取ってみたい風景も多い。

近いうち、日本から送ってもらわなくては。
フィルム&スキャナとセットにすると、相当な荷物になりそうだけど。。
いったい何年ここに住むつもりなんだ、自分。
(ちなみに契約は、最長でも2年らしいです)
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Posted at 18:38 | food/drink | COM(0) | TB(0) |
2007.04.28

こどものじかん

KnK_Basket BallKnK_Basket Ball

先月に引き続き、KnK主催のスポーツ大会を見学に、コモロ・ユースセンターへ。
いちばん賑わっていたバスケットボールコートでは、
お揃いの真っ赤なユニフォームを着た女子チームが
中学生日記さながらの爽やか・健全な土曜の午後を体現しているところ。
比較的小柄なひとが多いティモール女子の中において、すらりと長身で、
こりゃ同性にもてるだろうなという風貌の、いかにも運動神経よさげな選手もいて
独走ドリブルからシュートを繰り出す姿も、なかなか堂に入ったもの。

一方、おとなりのバレーボールコートでは、20代前半とおぼしき男性チームが試合中。
少々強面の見た目に反して(?)真剣にボールを追う姿は、
これはこれで、なかなか爽やかな午後。


Eng classlittle monkeyladder

木登りしたり雲悌で遊ぶ子どもとじゃれたり
英語学習中のクラスをのぞいてみたりしていると
見ているだけの自分も、なんだか爽やかな時間を過ごしたような気分。

少子化とか受験戦争とか言われつつも、
土日に仲間と集まってスポーツを楽しむのって
日本の子どもにとっては、きっと当たり前のことだと思う。
自分自身も、家のすぐ裏にあった小学校の校庭開放に出かけては
鬼ごっこに、ときには逆上がりの練習と(球技苦手だったので)
学校から締め出されるまで遊んでいたのを懐かしく思い出した。

でも、ここディリにいると
そんな「当たり前」の権利をいままで奪われていた子どもたちが
少しずつ子どもらしい時間を取り戻しつつある姿を見るにつけ
ほっとする反面、自分がいかに恵まれていたかを知ることができる。

KnKのほかにも、スポーツを通じた情操教育・融和促進による
平和定着を進めるNGOは増えている様子。
石を投げる暴力を、ボールを追いかける体力に転嫁する過程の途上ゆえ
他NGOの友人曰く、とはいえ乱闘騒ぎもけっこうあって
試合中は気を揉みっぱなしだというケースもあるようだけど
何にせよ、フラストレーションの発散先が常にあるというのは
進歩のひとつに違いない。と、信じたい。

Posted at 22:32 | life in ET | COM(0) | TB(0) |
2007.04.27

MEGADETHの食卓

Megadeth in kitchenたまたまTVをつけたら、NHK Worldで
「Your Japanese Kitchen」なる番組をやっていた。
栗原はるみさんとダニエル・カールがホスト役で、
ゲストと一緒に日本の家庭料理を作るというもの。
会話が全部英語ということは、海外向けの番組なのかも。

で、今回のゲストは
へヴィメタル・バンド、メガデスの元ギタリスト、マーティ・フリードマン

長髪、タンクトップにエプロン。
傍らにはダニエルカール。
うーん。ミスマッチ。

けんちん汁と茄子の味噌煮を作りながら、
お味噌(soy bean paste)の魅力について語るマーティ。
恐々としながら、こんにゃくをちぎるマーティ。
お玉を使って、お味噌を溶くマーティ。

漢字も書ける親日家だと知っていても
やはり、なんだかシュールな組合せだ。

そういや、流暢に英語を操るダニエル・カールってのも
なんだか不思議な感じ。
Posted at 14:31 | life in ET | COM(6) | TB(0) |
2007.04.26

情熱の国

ID photo2ふだんは穏やかこのうえない(ように見える)ET。
でも、ローカルな人々の実は短気な気性や、
夜の街中でギター爪弾く若者など
ときどきラテンな香りを感じることがある。

そのひとつ。といえるかどうか。
当地の証明写真は、なぜか赤バック。
それも、毛沢東の肖像画もかくやという、深くて濃い赤。

内務省へ特別滞在許可申請に行ったときに
壁に貼ってあった見本の写真も、もちろん背景は赤。

そこまではいいとして、よく見ると、
上から別人の写真を重ねて貼ってあるじゃないの。
しかも明らかにサイズずれてるし。
政府自ら、こんなあからさまな偽造を奨励してよいのだろうか。

なぜ女性の証明写真に蝶ネクタイ?なんて野暮な突っ込みはなし。
この大らかさも、ラテン系。。(もはや投げやり)
Posted at 20:00 | life in ET | COM(0) | TB(0) |
2007.04.22

不法侵入者?

kitty最近、職場の外柵の隙間から
ちょくちょく敷地内に入り込んでくる客人。
離れて見ている分にはかわいいのだけど
最近は「オレの庭」気分が芽生えてきたのか
通り道に堂々と居座ることも多い。

敷地内で交通事故は起こしたくないので
(敷地外でもどこでも嫌だけど)
ネコ様が道を空けてくださるまで
ハンドル握ったまま待たされることもしばしば。

こちらのネコ様、ノラの割にはけっこういいもの食べてるのか
毛並みもなかなかよろしゅうございます。
ディリって、人間よりもネコのほうが生活しやすいのだろうか。。

Posted at 20:32 | life in ET | COM(0) | TB(0) |
2007.04.20

ロンドン発・東ティモール経由・シドニー行き

OZbus_route

+OZbus, London to Sydney Bus Travel
+"Taking Taking the long route to Sydney"[CNN]

ロンドンから、ひたすら南東へ80余日。
ヨーロッパ~中東~アジアを陸路+フェリーで進み、
東ティモールを経由して、オーストラリア・シドニーへと向かうバス
今年の夏、運行されるそうだ。(シドニー発の逆ルートもあり)

その昔。まだ駆け出しバックパッカーだった頃。
あれは『深夜特急』だったか、ユーラシア大陸横断バスの話を読んで
ヨーロッパ人は無茶なことを考える、と思ったものだ。

いや、大陸をバスで渡ろうという発想そのものが、ではなく、
自由を愛するはずの風来坊たちが、1台のバスに詰め込まれて
同乗の旅人たちと、歩調も経由地も掏り合わせながら
旅をするということが、私には、どうにもしっくりこなかった。

++
しかしながら、このバス(陸路)で大陸制覇、というのは
いまだに数多の旅人を惹き付ける企画のようで。
このOZバスでは、12週間で20カ国をめぐる旅程だとか。
定員は38名。費用は3,750ポンド=85万円くらい?

84日間、同じメンバーと毎日顔を合わせて、
誰かが決めたスケジュールに沿って
あらかじめ決められたルートを辿って
宿泊は基本的にキャンプ(街中泊の場合は安宿もあり)。
食事も込み
、しかもキャンプとなると自炊でしょうねえ。

旅の醍醐味をどこに求めるか、という観点の違いなのでしょうけど
自分自身の手で、オリジナルな思い出を作る過程全部が「旅」であって。
バスツアーに乗ってく時点で「冒険」じゃないじゃん、って気がする。

個人的には、ひょいとバックパック背負って、
行く先々で偶然の出会いを重ねながら
気が向くまま、思いつくままに次の目的地を決めて
賑やかな食堂で地元の名物に舌鼓を打ったり
街の息遣いが聞こえる安宿で眠る方が、
充実した&思い出に残る時間になる思うんだけど。

++
だいたいにおいて、この手のツアーを企画するのが
元・”世界を股にかけたバックパッカー”ってところも不思議。
逆に、ポジティブに考えれば、個人旅行を知り尽くしたプロが
新しい旅の楽しみ方を提案しているということなのだろうか。

まあこれだけ濃い&長い日程を共に過ごせば
掛替えのない友になれることは請け合い、でしょうし
その意味では、出会いや深い友情を求める人にもフィットするのかも。
年齢制限なし・恋愛を目的としない「あいのり」だと思えばいいのか。

第一陣、9月16日にロンドンを発つバスは、すでに満席。
予約客の4分の1は50代以上だそうで、
値段や日程の問題(学生でも3ヶ月休暇は辛い)はもちろんのこと、
第二の人生で、初めての&少々変わった「冒険」を実現したい、
或いは、かつて自分の足で歩いた/歩きたかった国を辿る、
ある種ノスタルジー的感傷もあるのかもね。

参加すれば、たしかに唯一無二の経験となることは間違いない。
85万円を高いと見るか、安い/プライスレスと見るか。

++
参考に、経由国をずらっと。
ENGLAND - FRANCE - GERMANY - CZECH REPUBLIC - AUSTRIA -
HUNGARY - ROMANIA - BULGARIA - TURKEY - IRAN - PAKISTAN -
INDIA - NEPAL - CHINA - LAOS - THAILAND - MALAYSIA -
INDONESIA -EAST TIMOR - AUSTRALIA
※ET~オーストラリア(ダーウィン)間のみ、空路を使用。

私なら、せっかく85万円+3ヶ月の休暇があるのなら
1つの国を、もっとじっくり楽しみたい。
観光地だけなら、ぶつ切りにして1週間程度でもなんとかなる。
むしろ、旅と暮らしの真ん中くらいで、のんびり、ゆるゆると。
私なら、多くても3-4カ国が限界だなあ。

どのみち、しばらく長期休暇はおあずけになりそうなので
当面は空想旅行しかできなそう。
あああ。でもその前に、旅行記書かなきゃ。
ニューヨークはおろか、モロッコスペイン、も溜まってるんだった。。。
そういえばイタリアアイスランドなんてのもあったな。。。。。。
Posted at 22:55 | travel | COM(0) | TB(1) |
2007.04.16

遠路はるばる

shincho出版社につとめる友人からの差し入れ。
ん?3月29日号って古くないか?と
首を傾げつつ発送日付を見て、
思わず声をあげてしまった。
ええええ?
3月23日って、3週間以上も前??
しかも航空便なのに?
そういや、今月はじめに東京を飛び立った、自宅からの荷物
順調だったのは、翌々日にシドニーの国際交換局に到着したところまで。
さすが、配達日数の目安が不明なだけのことはある。
せいぜい2週間程度かとたかをくくってたら、3週間超とは、さすがET。
そりゃEMSサービスも無理だよなあ、と妙に納得。

ちなみに、シドニーから先の足取りは、記録がないため定かではないけれど
おそらくDarwinで足止めをくっている様子。
しかも、ダーウィン→ディリ間を結ぶのは小型のプロペラ機だそうで。
察するに、4月は各国の選挙監視団やNGOスタッフらの出入りが激しくて
=その分、きっと荷物もいつも以上に多いはずで、
10kgの段ボール箱(といっても大きさは高が知れてる)を
積むだけのスペースがないのだろう。と自分に言い聞かせることにする。

これまで航空便利用での郵便事故(紛失等)は起きていないそうなので
その言葉を支えに、気長に待つしかなさそうだ。
果報は寝て待て、か。やれやれ。

+4/24追記+
昨日(4月23日)、無事に荷物が届きました~。
知り合いから、航空便で1ヵ月半かかったと脅されていたので
ジャスト3週間でも意外と早く感じてしまうところが、
すでにET化している証かも。。

Posted at 19:49 | life in ET | COM(4) | TB(0) |
2007.04.12

Mapping the Darfur conflict

darfur_Guardian

Google Earthを使った、ちょっと気になる試み。
"The United States Holocaust Memorial Museum and Google Earth "

とりあえず自分用メモ。
詳細はまた。
(と言いつつ、回線が遅すぎてGoogle Earth見られない気が。。)

Posted at 08:23 | news/journal | COM(0) | TB(0) |
2007.04.11

選挙雑感。のようなもの

4月9日、大統領選(の投票)が無事に終わった。
独立後初の総選挙ということもあり、日本でも連日報道されているようで。
友人各位からも、テレビで選挙のこと見たんだけど、と
思い出したようにメールをもらったこともあり、いちおう状況のご報告なぞ。
あくまで自分目線で、客観的事実に基くものではありません。あしからず。

++
総論としては、
予想以上に淡々と終わったなあ、というのが正直なところ。

期間終了直後のUNMIT/選挙事務局の合同会見によれば、
3/23~4/6の2週間にわたる選挙キャンペーンにおいて
128件の集会が行われ、何らかの事件が起こったのは、うち15件。
いずれも、支持者同士の小競り合いくらいで深刻なものではないと。

まあ、この小さな国には似つかわしくないくらいの規模で
警備・監視要員が国内各地へと配備されたこともあり
「平和裏」な選挙運営を強調することは、
すなわちUNの存在意義をアピールすることでもあるのだろう。

参考までに、数字を。(ちなみに有権者の数は520,000人)
 ・International Police 1,655人
 ・National Police 2,800人
 ・International Stabilization Force 1,000人(オーストラリア軍等)
 +各国からの選挙監視団


election poster選挙の結果については
どうこう言える立場にないので
公式発表の得票率をぺたっと。
(4月11日 19:00現在)
 ・ルオロ氏 28・79%
 ・ホルタ氏 22・60%
 ・ラサマ氏 19%

過半数の票を獲得した候補がいないため、
上位2名による決選投票を行うことが確定している。

中盤までは、現首相のラモス・ホルタ氏と
元学生運動指導者というラ・サマ氏の一騎打ちと見られていた。
ところが開票70%を超えたところで、最大与党FRETILINのLu-Olo氏が
一気に票を伸ばし、なんと首位に躍り出る結果に。
この数字を受けて、フレテリンの不正"manipulation"を訴える声も出ているが
首都ディリと地方部とのメディアリテラシー・情報格差を考えると、
個人的には、この展開もわからなくはない気がする。
ルオロ氏はビケケ、バウカウ両県など地方で票を伸ばした。ホルタ氏は首都ディリで5割近い支持を得たものの、地方で伸び悩んだ。(読売新聞)

ディリの有権者は、他と比べて現政府の動きがよく見えるし
その分、失望感も大きいのだろう。
頼りない政府よりも、新風を吹き込んでくれそうなラ・サマ氏に
民衆の支持が集まったのも、理解できる。

ところが、ディリを離れて村落部に入ると
判断材料は、質も量も、格段に落ちることになる。
「ルオロは共に闘った同志だ。あいつには俺と同じ、熱い血が流れている」
「ホルタ?駄目だ。奴は海外に逃げてたじゃないか」
独立闘争からの思いいれと、尾ひれも背鰭すらも付いた噂。
馬の骨とも知れぬ若きリーダーよりも、
ルオロに支持票が集まるのも、何となくわかる気がする。
また独立「後」の若い世代が増えてくれば状況も変わるのだろうけど。

++
19日に正式発表される最終結果を受け、
決選投票は、5月9日に行われる予定。

つづいて6月30日には、議会選を実施とのアナウンスがあった。
もともと、象徴的な色合いの強い大統領選よりも、
その後に控えている議会選挙こそが「本番」という共通認識ではある。
なんと30日に及ぶキャンペーンが予定されており、
こりゃ騒がしくなりそうだなー、と思う反面
いくら血気溢れる支持者でも、そこまで体力が持続するか疑問。

東ティモールは、今年の5月で独立5周年を迎える。
今後を占う意味でも、まだまだ政治動向から目を離せそうにない。

++
これまでの経緯は、こちらに↓詳しい。
→JanJan【Webウォッチ】東ティモール:戦争と暮らし
→BBC Country profile: East Timor

★4/15追記★
"投票者数が有権者数の5倍? 東ティモール大統領選[asahi.com]"
9日に投票された東ティモール大統領選の開票結果で14日、投票者数が有権者数の5倍にのぼる県があることがわかった。選管は「説明できないことが起きている」と頭を抱えている。
問題があったのは、全国13県のうち約6万人の有権者がいるバウカウ県。選管は11日、「ほぼ票を数え終わった」として同県の投票者数を4万8387人と発表。その後の集計で、有権者数の5倍にあたる約30万人にふくれあがったという。
知った風なことを書いた矢先に、こんな発表が。
30万って全有権者の半分以上じゃないか。
もっと早く気づけよ。。。
選挙公報官が「投げやり気味」ってところが、いかにもETらいしというか。
19日までに正式な最終結果を確定できるのか、不安になってきた。。
Posted at 22:23 | life in ET | COM(0) | TB(0) |
2007.04.07

絶景懇親ランチ

fisherman

来週の大統領選に向けて到着した選挙監視団の歓迎会・兼・在留邦人懇親会。
会場のOcean View Restaurantは、ディリの街外れにある。
海岸沿いのオフロードをがたがたと走りながら、
本当にこの先にお店が?と訝しくなったりもしたけど
辿りついて見れば、海の目の前までテラスが張り出していて、
その名の通り、視界に入るのは、ただただ青い海と青い空と白い雲。

UN機関、NGO、大使館に監視団から有識者の方々など総勢30名もの集まりで
在留歴の長いベテランNGO職員の方から、色々とディープな話を聞いては
驚いたり感心したり。もちろん冷えた白ワインで喉を潤すのも忘れずに。

私の立場として、ひとつの支援スキームに専念するのは、
遣り甲斐もある反面、仕事面でのネットワークは少々限られてしまいがち。
その点、こういった職場を越えた集まりがあるのは、本当にありがたい。

週明けに控えた選挙の結果次第とはいえ、状況が落ち着き次第、
プロジェクトサイトを色々と見て回りたいという野望もあり、
今日もビール片手に、営業活動に励んだのでした。

いやー、よく飲んだ。よく食べた。
(なんか、毎週同じことを言っている気が。)

Posted at 20:49 | food/drink | COM(0) | TB(0) |
2007.04.04

諧謔と皮肉。これぞ英国文化

定点観測しているblogのひとつ「暗いニュースリンク」で紹介されていた
モンティ・パイソンTerry Jones氏がガーディアン紙に寄せたコラムが、
英国的諧謔精神たっぷりで、政治風刺かくあるべしという秀逸な出来。

+『あれで屈辱だと?(Call That Humiliation?)
 -被りモノなし。電気ショックなし。殴りもしない。イラン人とは何とも下品な輩だ-』


あくまで辛辣かつ慇懃、皮肉と機知に富んだブラックでクリアな文章。
自虐的ともいえる自己批判を忘れないところは、どこぞの大国よりも大人と褒めるべきか。

転載OKとのお言葉に甘えて、全文コピー。
領海侵犯の件でイランに非難されている我等が海軍職員の待遇をめぐっては、イギリス国内の新聞各紙が表明する憤怒に私もまた共感する。あれはまさに侮辱だ。人質をあんな風に扱うなんて我々には想像すら出来ない-例えば、人質にタバコを吸わせているが、喫煙が人を殺すのは証明済みなのだ。哀れな兵士の1人フェイ・ターニーは黒いスカーフの着用を強要され、撮影された写真を世界中にばら撒かれた。イラン人たちには、文明的な振舞いという概念があるのだろうか?なぜ彼女の頭に紙袋を被せないのか?!我々がイスラム教徒を拘束した時には、ちゃんとそうしている。息が苦しくなるように、袋を被せたのだ。袋を被せてから写真を撮って世界中のマスコミに配信するのは全く容認できる。そうすれば人質が誰なのかわからないから、哀れな英軍兵士達のような辱めを受ける心配もない。

テレビで、後に後悔するような話を英国人の人質たちにさせるなど、全くもって受け入れ難い。我々が人質たちにやったように、イラン人たちがダクトテープを人質の口に貼ってくれたなら、ひと言も喋ることなどなかっただろう。もちろん呼吸すら困難だとすぐ気づくだろう-特に頭に袋を被っていたら-しかし、少なくとも恥をかくことはなかったのだ。

自宅宛てに無事であると知らせる手紙を人質たちに書かせるなんてどういうつもりだ?そろそろイラン人たちは他の先進国と足並みを揃えるべきだ。人質たちには独房監禁によるプライバシー保護を与えるべきだ。アメリカ合衆国は、グンタナモ刑務所で囚人たちにその特権をきちんと与えたではないか。

文明国には、侵入された現場で逮捕された者たちを慌てて告発しないという指標がある。例えばグンタナモ刑務所の囚人たちは、ほぼ5年以上も最大限のプライバシーを謳歌しているし、最近になってようやく最初の囚人が告訴されたばかりだ。テレビカメラに向かって人質たちを見せびらかすイラン人たちのみっともない行動とは、全く対照的だ。


さらに言えば、イラン人たちが英国人の人質たちにまともな運動をさせていないのは明白だ。米軍は、イラク人の囚人には確実に理学療法を受けさせている。囚人たちに刺激的な「緊張姿勢」を行わせて、限界まで我慢させて内蔵やふくらはぎの筋肉を改善させるのだ。普段の運動としては、ボールの上に両足で立たせたり、腿が地面と平行になるよう屈ませたりするものだ。これは激痛を伴い、最終的には筋肉が故障する。これは全くもって健康的な遊びで、囚人たちがそれを克服するために何か白状してくれるというボーナスまである。

そして、ここが私の述べる重要な点なのだが、テレビに映る表情を見る限り、ターニー一等水兵は重圧下に置かれているようだ。新聞各紙は行動心理学者に映像分析をさせているが、学者達は彼女が「惨めでストレスを感じている」と結論づけている。

非常に恐ろしいのは、彼女を「惨めでストレスを感じる」状況に追いやったイラン人たちの陰湿な手口だ。彼女には電気拷問や火傷の跡もなく、顔を殴られた形跡も見えない。これはもはや受け入れ難い。もしも人質が脅迫下にあったなら、例えば不名誉に性的な姿勢を強制されたり、性器を感電させられた場合は、アブグレイブ刑務所のように撮影されて然るべきだ。そうした写真は、さらに世界の文明的な国々へ回覧され、誰もが何が起きたのかを正確に知ることが出来るようにすべきなのである。

スティーブン・グローバーがデイリー・メール紙で指摘したように、我等の兵士達を侮辱したことへの復讐としてイランを爆撃するのはおそらく正しくはないだろう。しかし、イラン人たちを苦しませてやるべきだ-メール紙が提案するように経済制裁を追加するとか、あるいはもっと簡潔に、ブッシュ大統領を急かして侵攻させるとか-どちらにしろ彼はそうするつもりなのだが-そして、民主化して西洋の価値感をイランにもたらすのだ-イラクでやってるみたいに。
(以上)

元記事(英語)は、こちら
→”Call That Humiliation?”(March 31, 2007 by The Guardian/UK)

できれば、口の端にシニカルな笑いを浮かべたJones氏の顔でも想像しながら
原文で味わっていただきたい。

+4/9 追記+
実際の「圧力」については、色々と食い違いもあるようで。
まあ心理的な要因ゆえ、決着はつかないでしょう。
どっちを信じるかは自分次第、ってことですかね。
+イランで拘束英兵の映像放送 心理的圧力否定が狙いか[CNN]
Posted at 20:02 | news/journal | COM(0) | TB(0) |
2007.04.01

給食当番

ことの発端は、先週のとある1日。

何の気なしに、適当に作った晩御飯を階下に運んで食べてたら
さっそく匂いをかぎつけた目(鼻?)ざとい数名が、
何か作って!親子丼食べたい!トンカツ食べたい!と大合唱。
否定も謙遜もする間すら与えられず、
週末は空いてるか?日曜はOK?よし決まり!と
あれよあれよと数分のうちに、手料理を皆に振舞うことになった。
さすがにお刺身&お寿司は勘弁してもらったけど
拒否権も発言権もまったくなし。がっつきすぎだっつうの。


宗教上、豚肉は厳禁という御仁が多いのと
スーパーの品揃えもが限られるため、メニューは買物しながら組み立てる。
同宿に、なんと4人ものお医者さんがいるので、
何を作っても安心だ、と気分はすっかり実験ノリ。
しかも朝食部屋の広いキッチンを自由に使える嬉しさに
買出しの最中から、実はかなりご機嫌だったりして。

まずは、リクエストのあった親子丼。
お店に並ぶ冷凍鶏肉の部位は、なぜか手羽先とドラムスティックのみ。
胸肉、もも肉、ささみあたりを使いたければ
鶏一羽まるっと買って、自分で解体するしかないらしい。
というわけで、1羽買いましたさ。
それでも3.4ドル。安っ。

冷凍棚のチキンの隣で、ふと目に入ったのが春巻きの皮。
ひき肉だったら牛でもいけるだろうと、二品目は春巻きに決定。
春雨、筍水煮、適当な野菜がなかったので、スライスした玉ねぎ少々。。
実は、春巻きを作るのは人生初。最近とんと食べた記憶もないため
思い出しながらというよりは思いついたものをそのまま入れた感じ。

鶏肉の足まわりの部位が余りそうだったので、手羽元を買い足して
たっぷりの黒酢と紹興酒少々とで中華風に煮てみる。
お肉が柔らかくなってきたところで、ゆで卵を大量投入。
これもある意味、親子煮?初挑戦の思いつき料理ゆえ、名前はまだ無し。

ハラヘリな男性対策には炭水化物をと
ツナと茄子とでパスタを作る予定だったのだけど
昨晩のBBQでグリルした有頭海老が残っているのを見て、台所で予定を変更。
海の香りいっぱいの海老トマトソースを作ることに。
立派な頭を炒めて、白ワインも少々。
香りも風味もしっかり移ってなかなか味わい深い。
我的にはいちばん気に入った一皿。

最後は、グリーンカレー。
唯一作ったことがある&カレーペーストを使えば失敗も無いはず、と
抑えの一品にするはずが、目分量の適当さが災いして
ペーストを入れすぎたらしく塩辛くなってしまった。
だって、鍋一杯のカレーなんて作ったことないし。。
あわや大失敗かと冷や汗もかいたものの
ココナッツミルク大量投入(1L)でなんとか誤魔化して、無事完成。

dinner_200704011時間半、キッチンで格闘した成果は
上記の4品+同僚お手製の散らし寿司。
同僚+同宿の日本人女性の
手際よいヘルプのおかげで、
約束の6時半には、出来立てあつあつの
料理をテーブルに並べることが出来た。

自分的には、もうそれだけで満足。
もう味なんてどうだか知らん。
いわんや写真の出来なんて。。

滞在客以外にも先週知り合ったばかりの友人らも集まってくれて
蓋を開けてみれば、なかなか盛況な集まりに。
”日本食”を期待していた人には肩透かしだったかもしれないけど
日本人が作ったものは、なんでも日本食なのだ、という
これまた滅茶苦茶な理屈を通しながら
イギリス留学中、フラットやシェアしていた家でパーティを開いたとき
全く同じ言い訳を繰り返していたことを懐かしく思い出した。

こんな素人適当料理で言うのはおこがましい限りだけれど
料理ができるって、それだけで人が集まってくれるのは
もしかしたら、すごい特権なのかもしれない。

来週の日曜日は、フィリピン人一家が
アドボ(甘辛く煮たお肉)シニガン(魚介の酸っぱいスープ)などをご馳走してくれる予定。
持ち回りで何か作るところも、さながら「給食当番」みたいで
いよいよ合宿生活らしくなってきた感が。


あ、ちなみに。
いまのところ、病人は1人も出ておりません。

Posted at 23:50 | food/drink | COM(2) | TB(0) |
2007.04.01

Meet Asia in ET

いまの宿は、シンガポール系華人の経営ということもあってか
シンガポールにフィリピン、韓国、インドネシアなどの
アジア系が滞在客の大部分を占める。

飲み仲間もみんなアジア系の面々で
それぞれがお国訛りの英語で、好き勝手なことを話す。

欧米からの客人もいるにはいるものの
気付けば、「ご近所」の寄り合いみたいになっている。
単に呑ん兵衛が集まった結果だとは思うけど
実際、ある種の気安さがあるもの事実。

会話の半分は、ETの政治社会問題や国際情勢などの真面目な議論
・・のはずなのだが、ユーモアとブラックジョーク満載のおかげで
ほとんど冗談みたいな話にしか聞こえない。

例えば、たしか発端はFTAの話題だったはずが、どう話が転がったか、
・神戸牛はものすごくspoilされて育てられる。
・牛たちは吊るされて育てられ、自分の脚で立つ事すらしない。
という噂の真偽を真剣に討議している。
(真と言い張るのは、神戸のステーキ店でそう聞いたという比人1人のみ)

またあるときは、東ティモールの「国語」問題から
(世代によって教育言語が異なり、全国民に共通の言語というものが無い)
日本語、韓国語(ハングル語)のルーツや
それぞれの言語体系に話が広がったまではよかったのに、
いつしか「シンガポール人はフィリピン人よりも英語が上手い」という
極めて主観的な主張になりかわっていた。
しかもそれを言い張るの張本人は、シングリッシュばりばり。。

で、比較的おとなしいのが日本人と韓国人。
適当に突っ込み&相槌を入れつつ、淡々とビールを空けていく。

BBQなにせキャラクターが濃い面々ゆえ、
いちがいに国民性とは片付けられないのだけど
それぞれのスタンスの違いを見ていると、
アジアの縮図みたいで、けっこうおもしろい。

さて。果たして日本人の印象はどう映っているやら。
いまは私と同僚の2人が代表団みたいなものなので
・よく働き(=単に帰りが遅い)、
・よく飲む(=仕事帰りのビールだから余計に美味い)
・付き合いもよい(=帰宅時間はちょうど飲みタイム。
 しかも集合場所は部屋に戻る道中ゆえ逃げられず)
といったところだろうか。

アカデミック方面ももう少し頑張ります。。

++
写真は、土曜にBBQをしたときのもの。
オーナー家族に、それぞれの客人も友人を連れてきて
総勢20人以上は集まったのかな。
このときも、国籍・言語入り乱れて大騒ぎでした。。。


Posted at 16:03 | life in ET | COM(0) | TB(0) |
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