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2007.09.30

日本再発見 -武術合同デモンストレーション

aikidoディリでは毎週2回、私の友人でもある
韓国人合気道家(UNPOL勤務)

JICAの日本人職員の方が師範となって
合気道教室が行われており、
これがなかなか人気を博している。
参加者は、UNPOL(国連警察)、
PDTL(東ティモール警察)に加えて
一般の女性や子どももいて、
まさに老若男女
といった感。

ほかにも、KOICAが支援するテコンドーや
有志による空手、少林寺拳法クラスなども開かれており
今回、これらの武術が合同でデモンストレーションが開催された。

攻撃性の高いほかの武術と見比べると
「合気道は、武術/格闘技ではなく武道」だというのが実感できる。
相手の気を感じ、呼吸を合わせ、むしろ「脱力」をよしとするその技は、
やわらかく、静かに流れるようで、舞踊に近い美しさすら感じる。
組手の実演を見ているだけで、”力による争いや勝ち負けを否定し、
技を通して敵との対立を解消”
という理念が伝わってくるようだ。

対して他の武術/武道は、というと。。
かなりエキシビジョン色が強く、ちょっと気合い空回りな感じ。

テコンドーのくす玉割りは、まだいいとしても
taekwondo""


これが空手、ってどうなのよ。
karate


どこぞのお偉い方が、海外の日本料理店の認定基準うんぬん、と言ってたのを思い出した。
たしかに「あっちゃー」という、疑似日本文化体験をしたあとに頭が痛くなることはある。
でもここまで来ると、もはやカラテでありKARATEであり、新しい派生物なのだろうし、
入口として”面白そう”という興味を持ってくれるなら、悪いことじゃないと思う。

そしてきっかけはどうであれ、徐々にその技に魅せられ、
合気道家の友人のように、精神性までを理解し鍛練を重ねていく姿は、
逆に日本人である私たちにとっても、日本文化を再発見する機会をも与えてくれる。

ちなみに友人は日本語堪能で、合気道や武術はもちろんのこと、日本の芸能界にも詳しい。
クドカンドラマ(木更津キャッツアイ、タイガー&ドラゴン等)についても
私が見逃した回の内容を詳しく解説してくれる、心強いグルでもある。。

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Posted at 01:24 | life in ET | COM(0) | TB(0) |
2007.09.13

バリで栄養補給

世界中から観光客/移住者が集まる=世界中の料理が集まるのは、自然の摂理。
ローカルなワルン(食堂)で、安い・美味い・早いインドネシア料理もよいけれど
せっかくバリに来たからにはなら、ディリでは食べられないものを、と
雰囲気の良いレストランの前を通るたびに、欠かさずメニューをチェック。

ふだん美味しいものを食べていないと、美味しいものは作れない。と
自分に言い訳しつつ、結果、お腹に入ったのは、イタリアンにスパニッシュタパス、
モロッコ料理にいかにもすぎないアジアフュージョン、もちろん日本料理も。
人並み以上に丈夫&膨張自在な胃袋(ただし縮小不能)に、感謝。
自他ともに認める、食欲大魔神の本領発揮しまくりな1週間だった。

暑い中、それなりに歩き回ったりはしていたつもりだけれど
水替わりかのように飲んでいたビンタンビール分足すと、
どう考えてもカロリー過剰摂取ですな、これ。


+ウブド+
Terazo restaurant●Terazo/テラッツォ
プリサレン王宮脇の道、Jl Suwetaを入り、
バビグリン(子豚の丸焼き)で有名な
Ibu Okaの並び。混んでいたイブ・オカを諦め、
通り過ぎた先で発見した、雰囲気のよいお店。
全般に洋風の見た目ながら、
お料理はアジアンテイストで、さっぱり目。
どこかお醤油風味(気のせいかも)な、
日本人の舌に合いそうな味付けだった。

●Cafe Wayan/カフェ・ワヤン
モンキーフォレスト散策のあと、王宮へと北上する途中で
ナシ・チャンプルー(ご飯の上におかずが数種乗ったもの)で昼食。
うーむ。看板メニューのはずなのに、全く印象に残らない味。
やはりローカル飯は、雰囲気の良さよりも、地元色の強さで店を選ぶべきだったか。
これなら、ディリで一番美味い(と信じている)ワルンの方が味は上かも。
むしろバリに来たからには、ティモールでは手が届かないものを食べなくては、と
この瞬間に、私の胃袋からインドネシア料理という選択肢は消えた。

●影武者
kagemushaアグン・ラカから徒歩数分の日本食レストラン。
通りに面した入口から小道を入ると、
テーブル&お座敷からなるダイニングがあり
さらにその奥には田圃。
数メートル手前の喧噪とは完全無縁の空間。
焼き鳥等々オーソドックスなメニューは、
ちゃんと普通に(←これ重要)日本の味がした。
お米から作ったバリ版焼酎、アラックのカクテルが充実しているのも◎。
ただ全般的に、味が濃くて塩気も強く、喉が渇いた。
(決して、ビールを飲みすぎた言い訳ではない)

●Warung Enak/ワルン・エナック
アグン・ラカの近く。サイクリング盛大すぎる火葬で満腹な1日をすごしたあと
部屋に戻ったらついつい寝入ってしまい、夕ごはんを食べそびれた日の夜食。
サイバー"風"なのか、スタイリッシュ"風"なのか、狙いを計りかねるものの
どう解釈しても"風"がついてしまう、どこか胡散臭いインテリア。
メニューには、バリだけでなくインドネシア各地の郷土料理が並ぶ。
味は標準と思うのだけど、どうもすっきりしない。画竜点睛というか。
店内に充満する無駄な要素のおかげで、食事に集中しづらいせいかもしれない。

ウブドには店内でwifiを無料で使えるカフェが多く、ここもそのひとつ。
確かに便利なんだけど、そういう店に限って妙にお洒落ぶった雰囲気だったりして
あまり長居したい感じではない。
むしろ質実剛健・殺風景なネットショップの方が、よほど快適だった。

+スミニャック+
●Warun Italia/ワルン・イタリア
Warung Italia言うなれば『イタリア食堂』。
前菜各種、パスタにニョッキともに
奇をてらわない安心できる味。
麺のゆで加減も、アルデンテとはいわないが許せるレベル。
CPの高いバリの飲食店の中でも
飛びぬけて良心的な店だと思う。
ちなみに、写真の魚介のパスタは600円程度。安っ!
ランチには遅い時間だったのに、
ひっきりなしに出入りする客の多さにも納得。
気取らず飾らず、美味い店。
地元にあったら、絶対に通うと思う。

●La sal/ラ・サル
la sal地元のフリーペーパーで見つけたお店。
かなり適当にはしょった感じの地図を頼りに
スミニャックの表通りから行こうとしたら、
えんえん30分、人気のない通りを歩く羽目になり。
いいかげんに不安になったところでやっと辿り着いた。
(ホテルから行けば、5分の距離だったのに。。)

1軒屋に広い庭、すっきりと白で統一された調度に
色とりどりのランプシェードがよく映える。
タパスも炭火グリルも充実していて、
ビールもワインも進む進む。

tapas@La salそういえばかなり久しぶりに食べたタコも
やわらかくマリネされてて美味しかったし
香ばしくグリルされたサルシッチャも
赤ワインと相性ぴったり。
ゲイっぽーい店員さんたちも感じがよくて
さっきまで歩き疲れていたのも忘れて、
お店を出る頃には、すっかりご機嫌に。
ここも、通いたい店候補に決定。


●Khaima
ジャラン.オベロイ(ラクスマナ)にある、モロッコ料理レストラン。
昨年のモロッコ旅行が懐かしくなって入ってみたものの
冷房が効いた、小洒落た内装のお店で食べるそれは、
やっぱりスークの中をえんえん汗かき歩いた後のタジンとか
サハラ砂漠のど真ん中で食べたクスクスなんかとは全く別物で。
あ゛ーーーーーーーーーーーーーーーーーーモロッコ行きたい!と
叶わぬ思いがまた強くなるだけだったのでした。
なんだか終始、微妙な雰囲気のままで、写真も取り忘れる始末。
味は許容レベルなのだけど、客が少なくてお店の空気が沈んでたせいもあるかも。

●海山
kaizanこちらもJl.オベロイにある和食レストラン。
1Fは「ダイニング」な内装なのに比べて、
七輪で焼肉ができる2Fは、居酒屋っぽい雰囲気。
お料理は、まあバリ標準レベルの和食、と思う。
ちゃんと普通に食べられます。
でも肝心の焼き肉は・・うーむ。
お肉が違うのだから、しょうがないとはいえ
日本焼肉文化のレベルの高さを改めて思い知らされる結果に。
ああ、とろけるカルビにロース、ジューシィなタン塩が恋しい。嗚呼。


●Bali Deli と Papaya
最後に、非ローカルなスーパーマーケットをふたつ。
Bali Deliは”ちょっといい”感じの輸入食材をひろく扱うお店。
スミニャックのJl.Kunti沿い、上述のワルン・イタリアの奥で
アユールヴェーダトリートメントが受けられるプラナ・スパの正面。
って、この3店が揃ったここが、バリでいちばん好きな通りかもしれない。
きっとバリ在住外国人御用達、といったところなのだろうけど
規模と生活感の薄さでいくと紀伊国屋ナショナル麻布よりも
イメージ的には、ヒルサイドパントリーに近い感じ。裏にデリカフェもあるし。
ディリでは買えない調味料やドライハーブ、ドレッシング各種、
それに併設ベーカリーで、同僚のおみやげにクッキーをまとめ買い。
一気に荷物が重く&かさばりそうな予感。

対してパパイヤは日本食材&雑貨専門のスーパーマーケット。
日本のスーパーそのままの品揃えで、当然ながらお値段は、かなり割高。
価格的には、むしろこっちの方が紀ノ国屋に近いんじゃないかと思う。
自社開発のオーガニック食材なんかもあって、そちらはけっこうお手頃。
あと生鮮食品、特にお刺身などの魚介類も、日本よりも相当安い。
で、帰り道に不安を感じつつ、つい冷凍うなぎ、しらす、じゃこ等々を。。

スミニャックには、地元の大手スーパービンタンもあるので
日本、インターナショナル、ローカルと見比べるのも楽しいかも。

++
実は出発数週間前からに、海外メディア(BBC、CNN等)がこぞって
「バリで酒不足」との記事を流しているのを見てすっかり不安になった私。
(インドネシア政府からの輸入許可の更新が遅れているせいだとか)
ディリ空港の、ささやかな免税店でワイン2本を買い込み、
勢い込んでバリに降り立ってみたものの。。

バーはどこもつつがなく営業中。
ピニャコラーダにモヒート、カイピリーニャにダイキリ、マルガリータ等々、
私が好きな夏カクテルも、問題なくサーブされている模様。

ならば、と安心して外で飲み歩いていたおかげで
せっかく持ってきたワインは、ホテルの冷蔵庫に入れっぱなし。
捨てるのもしのびなく、結局ディリまで抱えて帰ってきたのでした。
あほだわー。

Posted at 23:22 | travel | COM(0) | TB(0) |
2007.09.12

スミニャック滞在/プラナ・スパ

旅の後半3日間は、スミニャックで。
マイナスイオンに満ち満ちた自然の中でリラックス、なウブドから一転、
スミニャックでは、ヘアサロン、ネイル、病院通いにショッピング(=買い出し)と
あらゆる用事を2.5日間に詰め込み、時計とお財布にぎりしめて東奔西走。
過密スケジュールで慌ただしかった割に、疲れがたまらなかったのは
ツボをおさえたお店の数々で適度にお茶&ごはん&お酒を楽しんだり、
あとなんといってもプラナ・スパのアーユルベディックトリートメントのおかげと思う。

プラナは、バリ・デリの正面、オリエンタルな香り漂うホテルThe Villas内にある。
私が受けた3時間コースは、温水(といってもかなり熱い)プールと
冷水(温水の直後だと、心臓弱い人はショック死するんじゃってくらい冷たい)とを
交互に入るところからはじまり、ボディスクラブ&ラップ、スチームバス、
そしてシロダーラ、マッサージ、フラワーバスと続く。
(3時間、相当夢心地だったらしく、もはや順番すら曖昧)

夢心地最高潮だったのは、やっぱりシロダーラ。
あの、おでこに温かいオイルをたらたら垂らされるあれ。
プラナが日本人に人気ががあるのは、このメニューによるところも大きい気がする。
はじまってからどのくらい、意識を保っていたかも覚えていないくらいすぐに爆睡したため
全く感想を書けないのが哀しいところ。
あれは心地よさのせいか、それとも知らずに溜まっていた疲労のせいか。。
次回のバリ行では、体調万全でのぞんで、原因を突き止めなくては。

アユールヴェーダを看板に掲げるだけあって、内装もどこかインド風。
テラコッタよりも少し濃い、素焼れんがっぽい色調に
どこかピリッとスパイスの効いたアジアテイスト。だったと思う。
照明落ちてた&超リラックスしすぎて、なんとなくの雰囲気しか記憶に残っていないため
抽象的な表現しかできず。。でもとても落ち着いた感じで、かなり好みだった。

サービスも手際よく、ちょこちょことサーブされるドリンクも美味で、
大好きなバンコク・Divanaに次ぐくらい、かなりの満足度の高さ。
オリジナル商品も色々と揃っていて、おみやげにもよさそう。
自分用に買ったイランイランのボディクリームも、香り&テクスチャともに好きな感じだった。

術後には、ザ・ヴィラズのレストランでヘルシーミールが供されて
体の中からすっかりきれいに、を体感できるのも、ここの特長・・のはずが、
すでに待ち合わせ時間をオーバーしていたため、食事は断念。
フルーツジュースだけいただいて大急ぎで向かった海山
しっかりビール補給し、七輪の煙にいぶされ、さっきまでの良い香りはどこへやら。
最後の夜はクーデターで〆ようと歩きだしたものの
簡単な道順のはずが、なぜか辿りつけず。。
結局またえんえん歩いて、ホテル近く、アビマニュ通りのバーに舞い戻ったのは零時過ぎ。
パッキングも手つかず、翌朝6時には病院で爪の手術、という状況下でも
強気に2時まで飲み、よろよろとホテルに戻って、荷物つめこんで、数時間の仮眠。
自業自得とはいえ、最後の最後まで、えらいバタバタな3日間でしたわい。

++
スミニャックは小さなエリアで、お店もいくつかの通りに集中しているので
歩いて回るのがちょうどいい。暑いけど、人も車もあまり多くないからストレス感じないし。
インテリアショップやブティック、その合間に残るローカルなよろず雑貨店など
ひやかしているうち、気づけばクロボカン、あるいはレギャンに入りこんでいる、という具合。

でも今回はいつも早足で歩いているような感じで、効率的に時間は使えたけれど
反面、きっと見落としたり見過ごしてしまったりしたものも多い気がする。
次回滞在の際には、のんびり街歩きを楽しみたいものだ。

Posted at 23:58 | travel | COM(1) | TB(0) |
2007.09.12

ウブド・アクティビティ

●モンキーフォレスト / Monkey Forest
ウブドではひたすらのんびりすべしと決め込み、何も予定を立てずにやってきた我々。
バンガローのテラスで、時間を気にせずまどろむのもよいけれど
あまりまったりが続くと、逆に、体が動かしたくなってしまうのが困ったところ。
健康体すぎるのか、単に貧乏性なのか。

Monkey Forest_entrqanceとりあえず散歩でも、と、中心部に向かって歩きだす。
帽子とサングラスくらいじゃ気休めにもならないような
容赦ない日差しの中、オーガニック食材店で買食いしたり
土産物屋の軒先を冷やかしたりしつつ、歩くこと30分弱。
急に人気の多い一角に突き当たった。
奥を見ると、モンキーフォレスト(自然保護区)とあり
その先には深い緑の森と、不可思議な石像が立っている。
観光スポットのようなので、せっかくだからと入ってみると
その名に違わず、敷地じゅう、右も左も猿、猿、猿。
水浴びする子猿、毛繕いする親子、食事中のグループ等々、
周囲を取り巻く人間たちを気にする風もなく、もちろん愛敬を振りまくこともなく
いたってマイペースに生活していらっしゃるご様子。
(自然体の演技だったら、それはそれで怖いと思うけど)

Monkey ForestMonkey ForestMonkey Forest

Monkey Forest別に猿好きなわけでもないので
正直、彼らに対してはなんの感慨もなかったのだけど
むしろ、うっそうとした森の日陰がありがたい。
ちょっと歩いては腰掛け、水辺で涼を取って。
ちょうど小腹がすくくらいの、いい散歩になった。


●アユン川 リバーサイド・ウォーク / Sungai Ayung
Sungai Ayung昼食後も飽きもせずに歩き続けて、王宮前に到着。
期待して立ち寄った中央市場は、午後だったせいか
土産物店ばかり&団体客(韓国&台湾?)が多く
いまいち面白みを感じず、さくっとスルー。
ちょうど日差しも和らいできたので
アユン川沿いを歩いてみようということに。

手元のLonely Planetによれば、
街から川まで、そしてぐるっと川沿いを歩いて、
またウブドに戻るルートで6.5Km 、4時間コース。
ならば片道(帰りは車)くらいなら軽かろう、と
何の根拠もなく思い込んだのが、そもそもの失敗だった。

街中を外れ、ひたすら西へ。徐々にお店の数も減り、坂を下り、少し上ってまた下り。
かなり歩いたつもりでも、川に近づいている実感は全くない。
いったいどれだけ先があるのかわからず、思わず不安になった私が根を上げて、
川沿いに立つサヤン・テラス・リゾートまで、タクシーを使ってしまった。情けなぃ。。
でも実のところ、川辺まで着いた後の方が大変だったのだ。これが。。

ホテル前で降り立ってはみたものの、はて。。?
そもそも川に下りていく入口からして、どこにも見当たらない。
ロンプラ仕様の、シンプル極まりないルートマップも、全く助けにならず。
テラスから宿泊客が下りていくための道があるはず、とあたりをつけて奥へ入ってゆくも
外へ出る術は無し。川は眺めるものであって、歩くものではないらしい。

tracking pathsrough trailsfarmers

結局ホテルの敷地なのだか私有地なのだかよくわからない小道を抜け、
誰に対して開いているのかわからない門をくぐり、あとは、もうよく覚えていない。
下へ伸びているっぽい道と、それらしい階段をいくつか超えたところで
やっと。ええ、本当にやっと、棚田が見えたときは、心から安堵した。
(それまでは、まるでジャングルの中を掻き分けて進んでいるようだったのだ)

Sungai Ayungこの絶景ひとりじめという状況に
(遭遇したのは、陽気な農夫の方々のみ)
気を良くして、少しやる気を取り戻し
さらに道なき道を下り、川底を目指す。
迷路のような田圃の畦道を、行きつ戻りつ。
足元を、泥はねだらけにしながら
やっとこさたどり着いた水辺では
笑顔も清々しい少年たちが、水遊び中。

おお爽やかな光景、とカメラを構えふと足元を見ると、彼らが脱ぎ捨てたらしき衣服が。
みんな恥ずかしそうな顔をしていたのは、水着でなくパンツ姿だったからだろうか。
なんだか水浴場を覗き見したようでこっちまで照れてしまい、早々に退散した。

帰りもまた、小道と畦道を抜け、途中で朽ちた階段を昇って降りて。
やっと元の道路に復帰した時には、傍から見ても、相当よれよれな状態だったと思う。
一休みしようにも、さすがに最寄りのフォーシーズンズに入る勇気はなく
かといって、次の店まで延々と続く道を歩く気もせず、車で町まで戻ることに。
着いて早々、駆け込んだワルンで飲んだビールの美味しかったこと!
さらにUbud Body Worksのマッサージでほぐし、やっと人心地がついた。

●マウンテン・サイクリング / Batur Trail Mountain Cycling
歩き疲れた翌日、
今日はもう少し楽をしようと
マウンテン・サイクリングへ。

朝ホテルでピックアップしてもらい
1時間ほどのドライブで、
キンタマーニ高原にある
Lakeview Restaurantに到着。

日本では名前だけが一人歩きしている感があるこの高原は、
バトゥール山(1,717m)とバトゥール湖をのぞむ、バリ随一の景勝地だそうで
外輪山上に位置するテラスからの眺めは、たしかに絶景。

パンケーキとフルーツの朝食を終えても、まだ自転車には乗れない。
次に向かったのは近くのプランテーション。
バナナやコーヒーはもちろん、バニラ、カカオにスパイス各種まで南国特産品勢揃いで
お茶数種、コーヒー、果物、さらに煙草まで試飲できる至れり尽くせりぶり。
当然、お決まりの売店お立ち寄りとなり、申し訳程度に店内を見回してみると
スパイス類の品揃えが良く、値段も相応な感じ。で、サフラン等数点をお買い上げ。

mountain cycling農園をに出たところで、伴走してきた
トラックの荷台から自転車を選び
ヘルメットにグローブを装着。
クッション用のサドルカバーもつけてもらい
いよいよサイクリング開始・・といっても
行程のほとんどはゆるやかな下り坂で
ペダルをこぐ必要性はほとんどない。

このツアーは、ストイックなスポーツ要素よりも
途中途中で、伝統的なお宅を覗かせてもらったり
地元密着の小さなお寺に立ち寄ったり、
仏像の工房を見学したり、という風に「バリの生活を垣間見る」のが主目的。

全般に、安全第一のゆっくりしたペースで進んでいくうえ、、
今日はウブドで大きいお祭りがあるせいか、参加者は我々2人だけだったので
気になるモノ、写真に収めたい風景があれば、気兼ねなく止まってもらえる。
今さら外国人なんて珍しくもないだろうに、
すれ違う子供たち(&大人も)が手を振ってくれるのも、なんだか嬉しい。

offeringscarving Budha


汗らしいものもかかぬまま、3時間弱の楽しいサイクリングはあっけなく終了。
あまり体力使っていないせいで品数も量も多すぎだろ、という豪華ランチは
さすがに食べ切れなかった。でも冷えたビールは最高。
食後はホテルではなく、ウブド王族の女性の火葬式典会場まで送ってもらい
最後まで融通聞かせてくれた、優秀なガイド・ダルマ氏とも握手してお別れ。

そこそこ他人任せ、そこそこ勝手も言える、スローな観光ツアー。
2人で60ドル弱(直前申込みのため割引)という値段の割には満足度の高い内容だった。

+Sobek社によるMountain Cyclingツアー行程例
 同様のツアーが幾つかあるので、代理店等でお勧めを聞くのがよいかも。割引もきくしね。


●Royal Cremation Ceremony
バリでは亡くなった方を荼毘に付す慣習があり、
家柄や財産規模が大きくなるに従って、その式典も華美かつ盛大になる。
当然お金もかかるので、死後しばらくの間は墓地に埋葬(土葬)して
式の費用やあとは日取りの調整がつくまで数か月、というのも珍しくないらしい。

幸運にも、ウブド滞在中に
ウブド王族の血を引く女性の火葬があり
その式典を見学することができた。

当日は、朝から街の至る所に
巨大な山車、と呼んでいいのか
牛や神様をかたどった張り子が幾つも出現し
式典の規模の大きさを物語っていた。

昼前からおそらく墓地から火葬場となるウブド市内の大きなお寺までを
練り歩く火葬行列が始まり、数時間かけて遺体やら張り子やらが運ばれる。
火葬場は、何百人もの地元民、外国人観光客、そして消防車もスタンバイ。
通りにはお菓子や飲み物を売る出店も並び、お葬式というよりお祭りといった感。

Bade (cremation Tower)burning tower


お金も労力もかかったであろう巨大な塔や牛の像に、男たちがよじ登り、
薪や石油をくべ、火を放つ。脇で何やらお祈りっぽいことをしている人もいるけど
基本的には、燃えているのをじっと見るのみ。

いったい何メートルあるんだ、という
遺体が納められた塔をはじめ
なにしろ大物ぞろいなので、当然、
燃え尽きるまでけっこう時間もかかる。

その間、別にアナウンスが入ることもなく、
ただ淡々と、ものごとが進められていくため
子どもたちは飽きるんじゃないか、と思いきや
けっこうみんな、お行儀よくことの行方を見守っている様子。


逆に"一見”の観光客である我々のほうが
何をもって式典の終わりなのかわからず
手持無沙汰になってしまい、
あの大きな塔と、その隣に控えていた牛とが
焼け落ちたのを見届けたところで、
自分たちの中で「終わり」と決めることにした。

その頃には人手もかなり引きつつあったけれど
それでも、まだ多くの地元の人々が残っていたのを見ると
もしかしたら、あのあと何か祈りが捧げられたりしたのかもしれない。


●Tirta Sari レゴンダンス
Tirta Sariウブド最終日の夜は、
伝統舞踊を観に行くことに。
いくつもある舞踏団の中から選んだのは、
ガイドブックで評価の高かったティルタ・サリ

開始時間10分前に会場に着くと
外にはHISにJTB等々、
日系代理店のワゴンがずらーり。
嫌な予感におそわれながら中に入ると
お世辞にも広いとはいえない会場は、すでにほぼ満員。げっ。

なんとか最後列に空席をみつけて座ると、すぐに音楽がはじまった。
幽玄なガムランの音色が心地よく、うっかりすると眠りに落ちそう。。

Tirta Sariまったく予備知識なしで、ストーリーも
いまいちよく理解できないままだったけど
獅子舞が出てくるバロンダンス
女装しきれてないいかつい男性の踊り
「クビャール・トロンポン」が単純に楽しめて好きだった。

あとで調べてみたら、
「クビャール・トロンポン」はガムラン楽器のひとつのトロンポンを演奏しながら踊ります。 表現形態は「男装した女性の踊りを男性が模して踊る」という屈折したものだそうな。
そんな奥深いものだとは気付かなかった。。

++
こう書き連ねてみると「のんびり」とか言ってた割には、けっこう色々とやってたのね。
貧乏性というか、リゾートの楽しみ方が下手な日本人の典型というか。。
Posted at 00:20 | travel | COM(0) | TB(0) |
2007.09.11

バリ医療事情

今回、骨休めと言いつつ、実は最大の目的の1つだったのが
バリの救急病院での、左足親指の除去手術。
6月の一時帰国時バンコクでペディキュアした際、
爪の内側が化膿してしまって以来、毎日消毒しても
高温多湿な気候ゆえか、症状が全く改善せぬまま、はや3ヶ月。
深夜のマッサージ屋がここまで高くつくとは。気分よくチップも弾んだというのに。。

++
クタには、BIMC(Bali International Medical Centre)
International SOS Clinicという、2つの総合救急病院があり
どちらも日本の海外旅行保険があれば、キャッシュレス治療が受けられる。

もともとは、到着初日にの夕方SOSを予約していたのだけど、
メルパチ航空の遅延のおかげで先生が帰ってしまい
さらに、電話や窓口の対応もいまひとつだったため
(ディレイの連絡を数回入れたのに、メモ一つ残ってなかった)
日を改めて、ウブドから戻ったあとにBIMCに行くことにしたのだ。
蓋を開けてみると、この変更は大正解だったように思う。
(SOSでは治療を受けていないので、比較対象にはできないけれど)

完全に外国人向けで、料金もそれなりにお高いだけあって
正直言って、サービス面も衛生面も、全体的な安心感も、
へたな日本の公立総合病院(=うちの地元の)より上かも。
24時間各科の医師が常駐しており、予約は何時でもOK。
医師はインドネシア人、外国人ともに英語で対応してくれるし
言葉が心配な場合も、通常営業時間(朝9-17時だったと思う)なら
日本人通訳の方が同席してくれる。

私も実は、初回の問診は医療用語が不安で電子辞書を持参したのだけど
午後半ばの予約だったおかげで、通訳の方がついてくださり
これまでの経緯やディリで対応可能な処置など
きちんと伝えることができて、とても助かった。


診察は完全個室で、使い捨て、あるいは完全に滅菌消毒された器具が
整然と並んでいるのを見て、ローカルな病院にありがちな
治療後にますます症状悪化するんじゃないか的な
不安感や後悔の念に襲われることもない。

30代前半とみえる女医さんのテキパキとした診察の結果、
化膿が思ったよりも進行していることが発覚。
よって、部分除去ではなく、爪丸ごと剥がすことに。。
手術後1か月はビーチ厳禁、とのお達しが出てしまったため
じゃあ最終日まで遊んでからにする―、と
無謀にも、出発日の朝6時に手術の予約を入れ、
抗生物質やら、使い捨て消毒キット一式をもらって帰る。

で、最終日である2日後、ホテルをチェックアウト後、まずクリニックで下車。
やはり早朝便で発つ相方と別れて、重くなったスーツケースを抱えていざ病室へ。
前回とは違う、しかしやはり若いインドネシア人の男性医師が
やはりてきぱきと、さらに若い助手に指示をしながら手術の用意を進めていく。
消毒・麻酔から、患部の状態など、ひとつひとつ英語で説明してくれるので
こちらも落ち着いてまかせることができる。

女性は気を失うことがあるから、と、はじめは仰向けになり天井の照明を眺めていたものの
途中で麻酔を足すことになったあたりから、自分の足に何が起きているのか気になって
つい起き上がって、スプラッタ気味なシーンをまじまじと観察してしまった。
必要以上に流血沙汰には強いとはいえ、(でもホラー映画は大嫌い)
さすがに気分の良い映像ではなかったけど。

手術は1時間弱で終了し、麻酔のおかげで(当面は)痛みも無し。
飛行機の時間まで余裕があったので、ロビーで、温かいコーヒーで一息。
キャッシュレスなので、支払い義務は一切生じないものの、
最後に書類にサインをする際に、金額をチラ見してびっくり。
ざっと350ドルくらいかかっていたような(治療費、薬代一式)。
前回の問診とあわせると、いったい幾らになるのやら。。

海外旅行保険の存在に感謝するとともに、
外国人向け「ビジネス」と現地事情との格差を感じてしまう。

金額に見合うだけのサービスではあったと思うし
医療サービスは、健康に関わる大事なものゆえ、
多少高くついても、信頼できる場所で、というニーズにも合っているのだろう。
それでも、バリにあって、バリの外側にいるような違和感は否めない。

かくいう私も、ディリで治療を受けることは全く考えずに
保険の恩恵をフルに活かして、ここへやってきたクチだ。
自分への言い訳かもしれないけれど、お金には代えられぬ健康を、
お金で手に入れられる特権を行使する行為自体は、悪いことではないと思う。
問題は、その違和感を、どこかで現地に還元することができるかどうか。

ティモールに帰ったら、保健医療関連プロジェクトのための事前調査で、
地方のクリニックを訪問する予定になっている。
数時間山道を歩いて患者が通ってくるという、その場所にいけば
自分の特権を、さらに強く意識することになるだろう。

心身ゆるみきったバリ滞在の最終段階、
意外なところで、ネジを巻きなおすことになった。
これはこれで、いい休暇の終え方 かも。
Posted at 23:23 | travel | COM(0) | TB(0) |
2007.09.11

ウブドの宿:Agung Raka Bungalows

Agung Raka前半3日間は、ウブドでリラックス。
宿泊はアグン・ラカ・バンガロー
Superior Bungalowに。
2階建てのバンガローは、
1Fにオープンリビング(下写真左)とバスルーム
2Fにはテラス(右)とベッドルーム、という配置。

視界いっぱいに広がる緑濃い田圃は、まさに眼福。
リビング/テラスで、うだうだ朝食をとったり、本を読んだり
音楽を聴きながらたただぼーっとしたり。夜涼しくなったころに、テラスで飲むのも素敵。

livingterrace

アグン・ラカがあるのは、、ウブド南部のPengosekanエリア。
王宮までは歩けない距離ではないし、もちろん常時送迎もOKだけど
近くにもお店は色々とあるので、特段、不便を感じることもなかった。
(ホテルから徒歩5分圏内に和食レストランもあったし)
むしろ中心部から少し離れている分、静かで落ち着ける。

5つ星クラスのヴィラには手が届かないとしても、
そこそこの値段で、それなりの宿が手に入るのもバリの良いところ。
バジェット旅行者の方も、たまには、いつもの宿に数千円プラスして
ささやかなアップグレードを楽しんでみるのもたまにはよいのでは。
・・なんて、元バックパッカーにあるまじき発言なぞしたくなるくらい
バリの宿はコストパフォーマンスが高い、と思う。

Posted at 22:33 | travel | COM(0) | TB(0) |
2007.09.10

小休止@バリ

Bali_sept2007

10月に入ったら仕事が山場を迎えであろうことを見越して
その前に、バリでバカンスすることに。
これまでは毎回、トランジットで通り過ぎるばかりで
ちゃんと滞在するのは今回が初めて。だったのだけど
いまから次回のバリ行きが待ち遠しくて仕方がないくらい、気に入ってしまった。

ウブドでは、2階建てのバンガローを借りきってのんびり。
スミニャックでは、美味しいお店めぐりとショッピング、スパ三昧。
前回のクタ・レギャンは、ごみごみした感じがどうも好きになれなかったけど
今回は、2エリアともかなりツボだったかも。
特にウブドは、もちろん、すごーーく観光化された結果が今なのだろうけど
伝統文化と自然、経済開発のバランスの取り方がうまいなー、と感心。

私も、自然も文明もきっちり満喫(相方はさぞや疲れただろうが)。
1週間だけの短いお休みだったけど、すっかり癒されて帰ってきた。
ほんと、すごいわバリ効果。

写真と旅の報告は、またそのうちに。
(・・といって、報告したためしがないような)
Posted at 22:17 | travel | COM(0) | TB(0) |
2007.09.01

初上陸

Nakromaディリから一番近い海外。といえば、
30km北側にある小さな島、アタウロ島
ドイツGTZ寄贈の大型フェリー
Nakroma(光の船との意味とか)のおかげで
2時間半の船旅は揺れも少なく、
容赦ない陽射を除けば、なかなか快適だった。

人口約8,000人、漁業以外にたいした産業もないこの島は
だからこそ、というべきか。海の美しさで知られる。
島の南西部には、オーストラリア系のNGOが運営するエコロッジもあり
船内には、週末をそこで過ごすのであろう外国人の姿も目につく。

しかーし。
今日の渡航の目的は、海ではないのだ。残念ながら。
ポルトガルが支援したという、大規模な水供給システムの
見学&完成式出席のため、内陸にこもりっきり。
ポルトガルは、今後2010年までの3年間で
6千万ユーロにおよぶ対TL支援を行うと決定したとかで
この給水システムもその一環かもしれない
(ちなみに2004-2006の実績は、5千万ユーロ)。

water tank in Atauro美しい海に囲まれた島国とはいえ、
生活用水となると話は別。
一般に、人間は20リットル/日の
生活用水を必要とするといわれる。
現実には、この国、特に村落部では
そんな恵まれた水環境があるところは稀で、
毎日、数リットルの水を得るために、
数キロ離れた水源まで、女性子ども総動員で
水を汲みに行くのはよくあること。
あとは雨水を溜めて使ったり。
水質なんて言ってる場合ではなく
そのために、赤痢など水因性と思われる疾患もなかなか減らない。
乾季の終わりかけている今ごろは、特に水不足が深刻化する時期で
村唯一の水源である泉や川も枯れてしまい、
1日3リットルという、過酷な状況に置かれている村もあると聞く。
日本では1回顔を洗えば終わりそうな量で、1日を過ごすということだ。
(飲食用途での最低摂取量が3Lだったと思う。もちろん衛生や調理用途は含まずに)

保健衛生、農業、、すべての源となる水。
いわば生命の源をを確保するためのプロジェクトへの支援依頼も、
そんな状況ゆえに、次々と舞い込んでくる。

自分が大富豪なら、全部助けてあげたいのはやまやまなのだけど
こちらも限られた予算ゆえ、そうもいかず。。
裨益効果、あるいは、ニーズの深刻さなどの観点から
ほんの数件だけに絞り込むのは、本当に悩ましい。
絞ったら絞ったで、効果と持続性を確実にするための情報収集や
サイト&コミュニティ訪問、といったブラッシュアップ作業が延々と続き、、、
晴れてファンドがおりるのは提案書を受け取ってから半年後、という例も少なくない。

今年も、そんな経緯を経て手塩にかけて育ててきた水案件が2つ。
もうすぐ本申請へと送り出すことができそうな段階までやってきた。
村じゅう総出で歓迎の踊りを披露してくれたアタウロの人々の
誇らしげな顔を思い出しながら、ラストスパート、がんばろうっと。

fascionistacouplewith machete

Posted at 19:17 | life in ET | COM(0) | TB(0) |
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